Friday, November 29, 2013

日本プロ日清カップ概要発表、臨時列車ナイスショット号も運行




2012年04月18日13時17分






大会概要を発表するPGA森会長(撮影:ALBA)






 5月10日(木)から栃木県にある烏山城カントリークラブで開催される、国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」の記者発表が開催コースの烏山城CCで行われた。

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 烏山城CCで日本プロが開催されるのは、1989年以来23年ぶり。第57回大会は尾崎将司が制しているが、今大会に向けてコースに様々な改造が施され、戦略性がさらに増している。

特徴的なのは18番ホール。ティグラウンドから約280ヤード地点の右サイドにバンカーが新設され、左のウォーターハザードとあいまってティショットの落としどころが難しくなった。さらに、グリーンと池の間にあったバンカーは埋められて急な斜面に。ピンを狙ってショートすればそのまま池に吸い込まれるスリリングなホールへと変貌を遂げている。

 久々の栃木での開催ということもあり、都心からの集客にも力を入れている。大会3日目(12日)、最終日(13日)には、東京上野からコース最寄駅の氏家まで朝6時06分発と、夕方17時55分発の特別列車「ナイスショット号」が運行。乗車券に加え、510円の指定席券で利用することができる。途中停車駅は赤羽、浦和、大宮、蓮田、久喜、古河、小山、宇都宮となっている。氏家駅からは無料送迎バスも随時運行する。

遼、今週はスコッティキャメロンのL字パターに変更




2012年04月18日18時09分






今週は新しいL字パターを投入、試行錯誤は続く(撮影:岩井康博)






つるやオープンゴルフトーナメント 事前情報◇18日◇山の原ゴルフクラブ 山の原コース(6,767ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」が兵庫県にある山の原ゴルフクラブ 山の原コースにて19日(木)より開幕する。この日はプロアマ戦が行われ、石川遼らが参加、最後の調整を行った。

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 「先週の最終日と同じ感じで打てています」とショットは引き続き好調をキープしている石川。「あとはパッティングが入ってくれれば」と、今週もやはりカギとなるのはパッティング。前戦は最終日ショットは良かったがパットが決まらず、優勝争いにからめなかった。

 先週はT字パターを使用していたが、今週はスコッティキャメロン製のL字パターに変更。「最後の最後まで他の選択肢も考えますが、今のところはこれでいこうと思います」。まだ完全にしっくりとはきてはいないようだが、この選択が吉と出るか凶とでるか注目だ。

 「コースはあまり長くないのでショートアイアンで最低でも5メートル以内につけて、それが何回決められるか」を勝負のキーポイントに挙げた石川。例年激しいバーディ合戦が繰り広げられる今大会。持ち前の爆発力を生かし、久しぶりの優勝をつかめるか。

遼、5月から米ツアー遠征、全米OP予選には出場せず




2012年04月18日18時22分






この日はつるやオープンのプロアマに出場(撮影:岩井康博)






 5月下旬から約1か月の米遠征を予定している石川遼。5月17日から20日まで開催される「とおとうみ 浜松オープン」終了後に渡米し、「クラウンプラザ招待」「ザ・メモリアルトーナメント」「全米オープン」「トラベラーズ選手権」の4試合に出場する予定となっている。

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 なお、米国男子メジャー「全米オープン」には5月21日と6月11日時点で世界ランク60位内に入れば出場資格を得ることができる。石川は現在54位と出場圏内。5月21日にはレイク浜松CCにて同試合の日本地区最終予選が行われるが、石川は「今週、来週とポイントをしっかり稼いでワールドランキングでしっかり出場したい」と予選会には出場しないことを明かした。

昨年覇者の近藤共弘、連覇に向け「イメージはいい」




2012年04月18日18時47分




つるやオープンゴルフトーナメント 事前情報◇18日◇山の原ゴルフクラブ 山の原コース(6,767ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」が19日(木)に開幕する。今大会のディフェンディングチャンピオン・近藤共弘は先週の「東建ホームメイトカップ」で最終日に7つスコアを伸ばす猛チャージで8位フィニッシュ。いい流れでこの大会に乗り込んできた。

 開催コースの山の原ゴルフクラブは「ショット的には苦手なホールもないし、イメージはいいですね」と好相性。「グリーンのアンジュレーションが意外と強いので、上りのいいところにつけられれば。あとはタッチさえあえばいいのかな」とアイアンの精度を重視し、連覇に挑む。

 昨年は2日目に首位に立つと、そのまま逃げ切り3年ぶりの優勝。08年から足底腱膜炎などで思うような成績を残せなかったが、見事復活をはたした。まだ足は完治しておらず、「多少足が痛かった。けど、これを言い訳にできるほど激痛じゃない」。トレーナーを帯同してのマッサージや、特注のシューズインナーで上手くケガと付き合いながらプレーしている。

 「僕も今年で35歳、体は万全じゃないけど谷口(徹)さんや藤田(寛之)さんのように年齢とは逆にいいプレーを見せれるようになれれば」、アラフォーながら第一線で戦う2人のように、自身も円熟味を増したプレーで男子ゴルフ界を牽引していくことができるか。